保険の考え方はそんなに難しいものではありません、以下の順番で考えてください
はじめに 自分が関わる「ひと」「もの」「かね」「情報」のどこに損害が起きるかを考えて下さい |
---|
Ⅰ「ひと」の損害は、病気やケガおよび高齢化による、死亡・身体障害・療養・介護の発生です Ⅱ「もの」の損害は、所有財物に生じる滅失・破損・汚損の損害です Ⅲ「かね」の損害は、費用利益に生じる損害です Ⅳ「情報」の損害は、個人や家庭に関わる情報や、知的財産に対する損害です |
つぎに 上記の損害が ①自身や身内に生じたものか、②他人に与えたものか により対応する保険は変わります |
① 自身や身内に生じた損害 には「自損事故」と「被害事故」があります 「自損事故」の損害は自分に責任がある事故です 「被害事故」の損害には次のようなものがあります ・「他人に賠償を求められる損害」 ・「他人に賠償能力のない損害」 ・「天災等の不可抗力による損害」 等があります Ⅰ-① 「ひと(生命・身体)」損害に対応する保険 公的保険: 健康保険 、労災保険 民間保険: 生命保険 、医療保険(傷害保険含む) 、自動車人身障害保険 Ⅱ-① 「もの(財物)」損害に対応する保険 民間保険:火災総合保険、自動車車両保険、携行品損害補償特約 Ⅲ-① 「かね(費用利益)」損害に対応する保険 公的保険:雇用保険、年金保険 民間保険:所得補償保険、自動車ロードサービス特約 Ⅳ-① 「情報」損害に対応する保険 現状個人に対応する保険はありません |
②他人に与えた損害の場合は、損害賠償責任という責任が発生します その他にも「道義的責任」に類する人道的費用や見舞費用および慰謝料解決費用等があります 賠償事故損害に対応する保険 公的保険:自賠責保険 民間保険:個人賠償責任保険、自動車対人対物保険 |
整理がつきましたか? |